耳が殆ど聞こえないお客様の遺産整理
お客様のご状況
依頼者である夫は、妻を亡くし、その財産相続の手続きを進める必要がありました。
妻の財産は金融資産のみで、不動産はありませんでした。
しかし、依頼者の夫は高齢で耳が遠く、補聴器を使用していても聞こえにくいため、電話での連絡が困難な状況でした。
また、相続人は一人息子がすでに亡くなっており、相続人としては夫と妻の兄弟3人の計4人が残されていました。この複雑な状況から、夫自身では相続手続きを進めることが難しく、当事務所に相談されました。
当事務所からの提案
初回面談の約束をしていましたが、依頼者は面談場所に来ることができませんでした。
そこで、当事務所の担当者が依頼者の自宅を訪問しましたが、ドアチャイムに反応がなく、何度もドアをノックしてようやくお会いすることができました。
自宅訪問時には、そばで大きな声で当事務所でのサポート内容を説明し、安心して任せていただけるようお伝えしました。
その後、資料収集を迅速に行い、お手紙でご連絡を差し上げ、再度面談場所に来ていただくことができました。
面談後は、メールを主な連絡手段として、スムーズにコミュニケーションを取りながら手続きを進めました。
結果
当事務所のサポートにより、相続人全員から必要な書類をスムーズに収集し、依頼者である夫がすべての財産を相続する手続きを完了することができました。
さらに、奥様を亡くされ一人暮らしとなった依頼者の将来を考慮し、あんしん長生きサポートもご案内しました。
これにより、依頼者は将来に対する不安も軽減され、安心して生活を送ることができるようになりました。
お客様の声
「妻を亡くし、一人でどうしたらいいかわからず困っていましたが、司法書士の先生のおかげで無事に相続手続きを終えることができました。
耳が遠くて電話でのやり取りが難しい中、丁寧に対応していただき、本当に感謝しています。」